GODZILLA 星を喰う者②
まぁ批判ばっかりしててもアレなので、
結局この映画は何を伝えたかったのか?を考えてみる。
全編通して分かるのは、共通の敵を前にしても人類同士は諍い合うという事。
倒すという目的は同一だけど、倒した後を考えて諍いがあり、
結果第一の目的すら達成できていない。
言ってしまえばモンスターパニック系ではよくある流れで、
国同士じゃなくても個人間で足の引っ張り合いがよくされている。
テーマ的なものといえば、文明の放棄?崩壊?
地球歴にして2万年の時を超えて戻ってきたハルオ達主人公だが、
終わってみれば帰ってきても来なくても何も変わっていない。
ただ地球にはゴジラが君臨していて、支配している。
それを淡々と見せつけられた結果だった。
エクシフら神官は、ギドラの食糧となるために地球に人が繁栄し、
ゴジラを誕生させたのではないか、と言っていたが、
ここはやはり地球意思が自己保存のために、人類を駆逐するために怪獣を発生させ、
ゴジラを誕生させたのではないかと考えたい。
よくある考え方だと思うが、それだけ魅力的な考え方じゃないかな。
結局人類の奢りを、憎しみ合う性質を描いた作品だったのかなぁ。
そういうのはともかく怪獣同士のドンパチが見たかったので、
ハリウッドのモンスターバースは非常に楽しみである。
ついでにハリウッドゴジラ見たことないので予習をしておくか。